2015年5月16日土曜日

人生は円のようなものである / 香川県直島



' Life is like a circle '
A woman who is cafe owner said to me so.
What she said made my mind clear.



数年前の夏、まだ学生だった頃。

「あ、旅行しよう」と思い立って香川県の直島に行きました。

一泊二日の一人旅でした。

フェリーに揺られて海を渡り、

港にポツンと置かれたあの有名なカボチャの前で立ち止まって、

汗を拭きながらいくつかの美術館を巡り、

偶然仲良くなった、同じく一人旅で来ていた女の子と夜の海岸を散歩をして

「お互いこれから色々がんばろうね」と言って別れ、

民家を改装したカフェの窓際の席で、海を見ながらぼうっとして、

それから、ものすごく慌ててあの銭湯に入って(入浴時間2分程度!)

濡れた髪のまま帰りのフェリーに飛び乗って、帰った。

ざっくりざっくりまとめるとこんな感じの旅行でした。





帰りのフェリーのデッキから見た、

泡立つ海と小さくなっていく島の光景は今でもはっきり覚えています。


それと、カフェの女性オーナーの言葉!これもとてもよく覚えています。


「人生はぐるーっとつながっている円のようなもの。

右に行ったり左に行ったりしても、結局、最後にはスタートに戻ってくる」


なぜ、彼女がこの言葉を私に言ったのか今はもう忘れてしまいました。

たぶん、将来のことで迷っていた私が進路相談のようなことをしたのだろうと思います・・・


都会の雰囲気に疲れて、大阪のカフェを辞めて島に来たオーナー。

きっと、今の私と同じ位の年だったんじゃないかなあ



ともかく

オーナーの言葉を聞いたとき、

「そうか、あれこれ悩んでもスタートに戻ってくるのか。

じゃあ、最初に目指していた夢を追いかけるしかないな」

とその時抱えていたもやもやがすんなり解決しました。

「人生は円」説は、今でも時々、私の心を支えています。







旅行に限らず昔のことを思い出すとき、

大抵の出来事は淡くぼやけたフィルターがかかったような映像でみえてきます。

きっと時間が経てば経つほど、思い出はぼやけていってしまう。

でも、周りがぼやけていくからこそ、

本当に自分にとって大切だった瞬間が鮮やかに思い出されるようになる。

何年経ってもぼやけずに、ふとした瞬間に鮮やかに思い出されること。

それに出会いたくて、旅行に行きたくなるんだと思います。







△ちなみに「あの有名なカボチャ」とは草間彌生さんの作品。

「あの銭湯」とは、大竹伸朗さんの『I Love 湯』のことです。

銭湯、今度いったときはゆっくり入りたいです。





直島観光情報 : http://www.naoshima.net/
ベネッセアートサイト直島 : http://www.benesse-artsite.jp/

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